【自動車】ディーラーナンバー(回送運行許可番号票)を運用する場合のコストはいくら?

ディーラーナンバー(回送運行許可番号票)は、車検切れの車や抹消済みの自動車につけて道路を運行できる大変便利なものですが、

このディーラーナンバーを運用するコストはどれくらいかかるのでしょうか?

ディーラーナンバーには「許可証交付手数料」と「自賠責保険料」がかかってきます。ディーラーナンバーの自賠責は車ではなくナンバー1組毎にかかってきます。
(許可証とディラーナンバー(車に取り付ける赤枠ナンバー)は別の物です)

以下に国土交通省の回送運行許可の手数料に関する資料をご覧ください。

有効期間を最長の5年(60カ月)とすると、許可証交付手数料が「123,000円」、自賠責が「31,570円」でトータル「154,570円」となり、1年あたり約13,000円程度となります。

許可申請を専門家(行政書士)に依頼すると、+専門家に支払う報酬額がかかってきます。

専門家報酬が仮に100,000円の場合、総合計113,000円となります。

ディーラーナンバーを運用するとどれくらいお得なのか?

例えば、中古自動車販売店で自動車の展示、引取り、納車、登録等で月に3台(年間36台)の車検切れや未登録の自動車の回送があったとします。

ディーラーナンバーがなければ、市役所発行の「仮ナンバー」を使うか「陸送」することになると思います。

  • 仮ナンバーの場合
    1回の手数料750円、1台の自賠責5日分が約5,000円とすると、(750円+5000円)×36台=207,000円
  • 陸送の場合
    1台10,000円とすると、10,000円×36台=360,000円

比較するとかなりお得であることが分かります。

上記比較をご参考にディーラーナンバーをご検討してみてはいかかでしょうか?


ディーラーナンバー(回送運行許可)のことなら、出張封印対応の行政書士が運営する大阪車庫・自動車登録アシストセンターにお気軽にご相談ください。