利用運送事業とは、運送の仕事だけを取ってきて、実際の運送は他社に任せるといった事業(傭車)の事を言います。
この事業を行う為には、事業の申請を行い「登録」されなければなりません。
「登録」されるためには、各種の基準をクリアしなければならずその一つが財産の要件である「純資産300万円以上を保有していること」です。
実際の運送は他者にまかせるといっても荷主に対する「運送責任」は利用運送事業者にあります。
そのため一定の財産的基礎を有している事が登録の基準となっています。
利用運送事業は個人でも法人でも登録可能ですが、この財産確認についてはそれぞれ方法が異なります。
個人の場合には「資産に関する調書」に預金口座等の財産について記入します。
法人の場合には直近の貸借対照表で純資産の額を確認される事になります。
財産の額は登録の要件であるため、「純資産300万円以上」が確保できていない場合には申請が認められることはありません。
特に法人の場合には直近の貸借対照表で要件が満たせていない場合には「増資」をしなければなりません。「増資」のためには株主総会等の手続きを経る必要があるため、余計な時間が掛かってしまう可能性も考えられます。
この点については事前によく確認しておくことがベターでしょう。






