【出張封印】行政書士(丁種封印)が行う出張封印作業とは?

「封印」とは、自動車のナンバープレートを固定するボルトの上に被せるアルミ製のキャップの事です。

これは、自動車の登録が確実に行われたという証であると同時に、ナンバープレートの盗難防止の役割も兼ねています。

自動車の登録(名義変更や住所変更等)で、ナンバープレートの交換が必要な場合は、運輸支局に車を持ち込んで封印を受けなければなりません。

この封印を自宅等でも行えるのが行政書士が行う「出張封印」です。

これは、自動車ユーザーの利便に資する事を目的とした制度となっています。

出張封印の内容としては、自動車ユーザー等の指定する場所へ出向き、車検証の情報と、同一の車台番号かを、打刻された車台番号で確認し、ナンバープレートを取り付け、後部のナンバープレートの左上に封印をする。という事を行います。

実際、行政書士が依頼を受けて出張封印する場合には以下の3パターンとなります。
(Aが大阪府の行政書士、Bが千葉県の行政書士と仮定した場合)

  1. A行政書士が出張封印を「自ら」行う
  2. A行政書士が登録等を行い、B行政書士が出張封印を行う
    例えば大阪府で乗る車を千葉県で購入しようとする場合等(この場合、Aが大阪府の封印を千葉の行政書士に送って、千葉の行政書士が出張封印することになります。)
  3. B行政書士が登録等を行い、A行政書士が出張封印を行う
    上記2.と逆のケースです。千葉で乗る車を大阪で購入する場合等

(上記の2と3を「再々委託」といいます。詳細は今回は割愛します。)

平日に運輸支局にお車を持ち込めない方や、販売した車の陸送費用等の削減にもつながりますので大変便利な制度と言えます。


「出張封印」の事なら、大阪車庫・自動車登録アシストセンターへお気軽にご相談ください。