「運行管理者」とは運送事業者の選任を受けた者をいいます。(運送事業の種類によっては必ず必要となる資格です)
運転者の点呼や乗務割の作成等、運行の安全を管理する業務を行います。
試験は毎年2回、3月頃と8月頃にCBT試験(パソコンを使用して行う試験)で実施されます。合格率は平均30%前後となっています。
※運行管理者試験には受験資格があり、「1年以上の実務経験」または「実務の経験に代わる講習を修了した者」となっています。
簡単に言うと「運行管理者」とは安全運行を管理するスペシャリストと言えます。
運送事業に関わるのなら取っていて損はしない資格です。しかし難易度も決して低くはないので、それなりの勉強が必要になります。
せっかく勉強するなら効率的に最小限の努力で使用する本も1冊で合格したいですよね。私もそうでしたので、選び抜いた本がこの本です。
この本をつかって、合格をつかむことができました。
この本は、解説と問題が一緒になったタイプの本となっています。
各項目の解説の直後に過去問が掲載されています。問題の答えや重要事項や覚えるべき事項が赤字で書いてあり、赤シートを使えば答え等を隠すことができます。私も100均で買った赤シートを使って勉強しました。
本は約470ページ程度あり、なかなかのボリュームです。持ち運ぶ場合などは若干邪魔になるかなぁという感じです。
この本を使ってみての感想
この本を使って勉強した感想は「わかりやすい」というイメージです。運行管理者の問題は各法律(貨物自動車運送事業法、道路運送車両法等)に関する問題が主になるのですが、解説の直後に過去問が掲載されているため、インプットとアウトプットをずっとやる感じなので記憶の定着もはやい気がしました。
赤シートに対応しているところも良かったです。答えや重要項目だけを消して読むことができるので、かなり重宝しました。
私の場合、1日1時間を3カ月程度行い、無事に合格することができました。勉強自体はこの本1冊で十分ではないかと思います。
メリット、デメリット
デメリットとしては、私は1冊で十分だと思うのですが。、1冊では問題数に不安がある方や問題を沢山解きたい人には少し問題数がすくないと感じるかもしれません。その場合は、同種の問題集や有料のアプリがあるので追加することを検討してもよいかもしれません。
もう一点は「運行管理者」試験はCBT試験(パソコンを使っての試験)なのですが、その事についてはほとんど記載されていません。しかしこの点もググればなるほどすぐにわかると思いますので、そこまでデメリットではないです。
メリットとしては、解説と過去問が一体となっているので、1冊だけで合格を狙う事ができる点です。内容的にはこの本をマスターすれば、個人的には十分合格を狙えると思っています。
こんな人にオススメ
コスパの良い本を探している人や最短、最小の労力で合格したい人などにオススメです。短期集中で合格したい人にはうってつけだと思います。
年に2回試験があるからといって油断をしてしまうとズルズルと合格が引き延ばしになってしまうので、この本1冊で、1発で合格を目指しましょう。