世の中には様々な「補助金」が存在しています。
販路開拓、設備投資、住宅取得を助けたりと多種多様です。
この「補助金」についてですが「誤解」をしている人が少なからず存在しています。
誤解その1 簡単にもらえる
補助金は「書類を出せば簡単にもらえる」というものではありません。
補助金の財源は税金です。
不正受給、不正使用は絶対にあってはなりません。
補助金を受給するために、申請書や計画書を提出しますが
上記のような理由から必然的に審査も厳しくなります。
採択(合格)も全員ではなく上位の限られた者だけです。
これだけでも「簡単にもらえるものではない」というのが想像していただけるのではないでしょうか。
誤解その2 お金がすぐもらえる
補助金は原則「後払い」です。
補助金をもらう為には、その対象となる「補助事業」を実施しなければなりません。(どんなことをやるか?は補助金の種類によって異なります。通常、内容等は計画書等を作成して提出します)
入金のタイミングはこの「補助事業」実施後となります。
ですから、実施するまでの間は自己の資金が必要ということになります。
会社の資金不足を補う為に補助金を利用することはできません。
(資金が不足している状態では「補助事業」自体が出来ないので)
補助金の制度は経営者にとって、とても魅力的なものです。
補助金申請の際はこういった誤解がないように、公募要領をしっかりと確認するか専門家にアドバイスをもらうようにしましょう。