大阪の行政書士がわかりやすく解説するブログじゃけぇ

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自筆証書遺言に必要な押印

第九百六十八条  自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。 民法 自筆証書遺言の要件の一つに「押印」があります。 この押印ですが、 現在の法律では、「実印 […]

秘密証書遺言

遺言の方式に「秘密証書遺言」という方式があります。 「秘密証書遺言」の作成は以下のような流れになります。 遺言書を作成する 遺言者が署名押印する 遺言者が遺言書を封じて、証書に使用した印章で封印する 遺言者が、公証人1人 […]

遺言についての約束事

遺言はその方式が厳格に規定されています。 なぜなら、遺言は亡くなる方の最後の意思表示だからです。(亡くなった後に意思を確認することができないから) それ以外にもいくつか以下に示すような約束事があります。 遺言能力について […]

遺言で定めることができること

遺言で定めることができることは法律(民法)で定められています。 認知(民法781条2項) 未成年後見人の指定(民法839条1項)未成年後見人とは,未成年者(未成年被後見人)の法定代理人であり,未成年者の監護養育,財産管理 […]

相続財産の分け方が不平等?

「父が寝込んでから亡くなるまで、私は父の面倒をさんざん見てきたのよ!!」 相続が発生した後の家族会議でよくありそうなセリフではないでしょうか? 相続人の中に、すでに多くの財産を被相続人(亡くなった方)からもらっているとい […]

事実上の相続放棄

相続放棄とは、相続開始後に相続の効果が生ずる事を拒否するもので、家庭裁判所への申述によってなされます。 相続放棄が認められると、 「その相続に関しては、初めから相続人とならなかった」ものとみなされます。 相続放棄は、あま […]

遺産分割協議書

「遺産分割協議書」とは、遺言書がない場合に、相続人の間で 「誰が、何を、どのくらい」 相続するのかを話しあって決めた内容を記した書面の事を言います。 各相続人は書面の内容に同意した証明として署名、捺印をします。 被相続人 […]

相続人がたくさん!?

「数次相続」という言葉をご存知ですか? 例えば、お父さんが亡くなって、その遺産分割協議(相続人が遺産を、誰が、何を、どのくらい、もらうのか決める協議)が終わらないうちに、長男が亡くなるといった複数の死亡者が出る相続の事を […]

相続人がいない!?

死亡した人に子や配偶者がいない場合や、死亡した者が誰であるかわからない場合、 民法では 「相続人があることが明らかでない時」 に該当します。そうすると以下のような処理が行われます。 相続人が存在することが明らかでない時に […]

生命保険は特別受益?

相続において生命保険は特別受益(生前贈与などのこと)になるのでしょうか? 判例は  被相続人(亡くなった方)を保険契約者及び被保険者とし,共同相続人の1人又は一部の者を保険金受取人とする養老保険契約に基づき保険金受取人と […]