【運行管理】見落としていませんか?トラック運送事業者の高齢ドライバーへの教育

トラック運送事業者(一般貨物自動車運送事業者)は、65歳以上のドライバーに対して「適性診断」を受けさせ「特別な指導」を実施しなければなりません。

雇っているドライバーが65歳に達した時や新しく雇入れた運転手が65歳以上の場合が該当します。

適性診断や教育は運転手が65歳になってから1年以内に実施しその後は3年毎に実施しなければなりません。

適性診断は自動車の運転に関する長所、短所といった「運転のクセ」を測定、数値・グラフ化し、その運転者特有のクセに応じたアドバイス等に利用するために必要となるものです。

適性診断はナスバ(自動車事故対策機構)等、国土交通大臣認定機関で実施され、料金は5000円~10000円程度です。

適性診断が判明した後1カ月以内に、今度は特別な指導を実施し、その記録を3年間保存しなければなりません。

高齢運転者に対する特別な指導は、適性診断の結果にもとづいて行います。

例えば「加齢に伴う○○の傾向があるので、○○の意識を持って運転に努めるように指導した」等を記録簿に残すような形になります。


トラック運送事業の運行管理に関する事なら、運送業許可大阪アシストセンターへお気軽にご相談ください。