電子マニフェストは、マニフェスト(産業廃棄物管理票)情報を電子情報化し、
「排出事業者」「収集運搬業者」「処分業者」
の三者間で「情報処理センター」を介してマニフェストの情報のやりとりを行うシステムです。
排出事業者にとっての電子マニフェストのメリットとしては、
- 入力やデータ管理が容易
- 情報の集計等に活用でき、事務の効率化につながる
- マニフェストの返送や保存が不要
- マニフェスト交付等状況報告書が不要
- マニフェストの記載漏れや偽造の防止
- 処理終了報の確認期限を自動通知などコンプライアンスにも効果的
などがあげられます。
ただし、電子マニフェストを利用する為には、
既出した、
「排出事業者」「収集運搬業者」「処分業者」の三者が全て電子マニフェスに加入している必要があります。
一者でも加入していなければ電子マニフェストはつかえません。
その場合、従来どおり紙マニフェストを使用することになり、その分については、マニフェスト交付等状況報告書をていしゅつしなければなりません。