建設業の入札制度

建設業者が国や地方自治体から工事を受注するには「入札」に参加し、落札しなければなりません。

入札の方式

入札には「一般競争入札」「指名競争入札」という制度があります。

  • 一般競争入札
    発注内容を公告して、入札参加者を募る入札方式
  • 指名競争入札
    発注者側であらかじめ入札希望者に格付け(規模、能力、実績等で評価)を行って登録し、発注案件に見合った登録業者間で競争入札を行う方式

指名競争入札では、発注者の名簿に登録されることが必要ですが、名簿に登録してもらう手続きを「入札参加資格登録」といいます。

入札参加資格登録

入札参加資格登録したい場合は、受注したい発注機関(国、地方自治体等)に対して申請をする必要があります。

現在は、紙の申請ではなく電子申請が主流になりつつあります。

申請後、入札参加資格登録の認定の結果が通知されます。

通知書には「Aランク」「Bランク」といった格付けが記載されます。

これで、格付けに見合った工事の入札参加資格を得られます。